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医食同源

 「飼」うという字は食を司ると書きます。 

 また医食同源とは、病気の治療も日常の食事も、ともに生命を養い健康を保つためのもので、その源は同じであるという考えです。

 つまり飼い主さんは、愛犬愛猫の食の管理者であると同時に健康の管理者でもあるわけです。 

 良いフードを選べば健康を増進できますが、悪いフードを選べば病気にさせてしまいます。

 かけがえのない愛犬愛猫の健康と長寿を願わない飼い主さんはいないはずなのに、与えているフードに対する意識は充分とは言えません。

  例えば、8kg800円(100g当たり10円!)程度のドッグフードや、室温でもカビが生えない程の防腐剤まみれの半生フードやジャーキーに対して、不安はありませんか? 砂漠出身で水に濡れるのさえ嫌う完全肉食獣の猫に魚系のフードを毎日与えることはどうしょうか? 

  多くの飼い主さんが選んでいる量販店のフードは、価格から考えても、素材から考えても、食肉処理場や水産加工場からでる生ゴミの再利用品と言っても言いすぎではありません。知らずとは言え大事な家族に廃棄物を毎日与えることで、免疫力が下がりガンになったり、アレルギーや尿石症等になったりしているのです。

 動物医療保険が普及し始めていますが、医療費の最大の節約は、良質フードを与えることです。安いから、喜ぶからというだけでのフード選びは大変危険で、取り返しの付かない「ツケ」が後で必ずきます。

 小さなお子様の食事を考えるのと同じような配慮を、愛犬愛猫にもしてあげてください。

 良質フードを使う飼い主さんが増え、慢性病が減れば動物病院の経営は苦しくなることは事実です。しかし病気の予防も獣医師の使命だとすれば、フードの指導に積極的な動物病院が少なすぎるように感じます。

 

 

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